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2022.02.14

手が不自由でも使える特注のランドセルを製造

この度手に障害のある子どものための特注のランドセルを製造しました。

 特注のランドセルのきっかけは依頼者である永島健治さん、有希さん夫妻の三女舞有(まある)ちゃんは先天性の難病で手に障害があり、ランドセルのフタを止める金具をうまく回すことができません。しかし、舞有ちゃんに『リュックではなく、ランドセルを持たせてあげたい』という想いからランドセルを探しが始まりました。

 近年様々なランドセルがお店に並んでいますが、シーズンをピーク迎えた夏をすぎても見つかりませんでした。諦めかけていた頃、鞄メーカーである弊社がランドセルの販売を始めるということを健治さんが新聞で知り、お問い合わせがありました。

 そのご相談に『鞄メーカーだからこそできる発想でランドセルを作る』という想いでプロジェクトをスタート。打ち合わせを重ね、フタを止める金具には下向きに引っ張ると開くことができるマグネットパーツを採用、ポケットのファスナーもツマミにくそうだったので引き手にリングをつけ指に差し込める仕様にしたところ、舞有ちゃんが問題なく使用できるランドセルが完成しました。

永島さんランドセル取材

 そして、2月3日舞有ちゃんにランドセルを引き渡しの日、弊社の代表が『顧客第一号』の記念として、ランドセル製造をスタートしたことがきっかけでご縁ができた映画『浅田家』で著名な写真家浅田政志さんに『永島家』の家族写真の撮影を依頼。浅田さんはそのストーリーに心を打たれ快く承諾いただき、姉2人も加わった家族5人でランドセルを囲みながら笑顔で和やかな『永島家』の撮影が行われました。

浅田さん撮影『永島家』

右から弊社代表、舞有ちゃん、浅田さん

この日メディアの
・FMジャングル(株式会社 エフエムたじま社)
・北近畿経済新聞(株式会社 北近畿経済新聞社)
・神戸新聞(株式会社 神戸新聞社)
・毎日新聞(株式会社 毎日新聞社)
・読売新聞(株式会社 読売新聞社)
(五十音順)
も来社され取材が行われました。

掲載内容等は弊社ホームページのお知らせにて順次掲載致します。

今回の経験を通して、どんな子供にもランドセルを背負わせてあげたい、ランドセル選びでお困りの方々のお役に立てればと思っています。
現在ランドセルでお困りの方がおられましたら、一度ご相談ください。

お問い合わせ先
株式会社タカアキ ランドセル相談窓口
 電話:0796-22-7723
 FAX:0796-22-7725
メール:info@k-takaaki.com